皇族 : 天皇家の近現代史

小田部雄次 著

古代より「天皇の血族」として存在した皇族。明治維新後、最も近親で天皇を支える階級として、軍人の義務と多くの特典を獲得し成立した。だが、自らの権威・特権を背景に、長老の皇族軍人や直宮は、天皇を脅かす存在でもあった。本書は、古代から現代の皇族を概観し、近代以降存在した十五宮家、皇族軍人たちの動向、新たな位置づけを求めた戦後の「皇室」を中心に、皇族の全貌を明らかにする。巻末に詳細な「近代皇族一覧」付。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 十一宮家の皇籍離脱-伏見宮系皇族の解体
  • 第1章 近代皇族の誕生
  • 第2章 法制化される皇族-男系・傍系・配偶者
  • 第3章 謳歌と翳り-近代国家の成立期
  • 第4章 昭和天皇の登場-軍国主義の跫音
  • 第5章 戦争の時代
  • 第6章 皇籍離脱と新憲法
  • 第7章 天皇・皇族の戦後
  • 終章 これからの皇族

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 皇族 : 天皇家の近現代史
著作者等 小田部 雄次
書名ヨミ コウゾク : テンノウケ ノ キンゲンダイシ
シリーズ名 中公新書 2011
出版元 中央公論新社
刊行年月 2009.6
ページ数 458p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-102011-6
NCID BA90441914
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21635302
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想