作家は何を嗅いできたか

三橋修 著

かつて世界はどんなにおいで満ちていたか?その手がかりを探り、近代から現代までの文学・マンガ・アニメにわたって、ひたすら「におい」にまつわる記述を追い続けた。時代によって変化する感性が、においによって明かされる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 「臭」から「匂」へ(明治の「自由」と悪臭さわぎ
  • そもそも江戸のにおいとは
  • 異文化との出会いとにおい
  • においへの新たな関心を展開)
  • 第2章 二つの大戦後(時代の子-芥川龍之介
  • においを見つめた川端康成
  • 戦争と死臭、そして焼け跡のにおい)
  • 第3章 一九六〇年代という転換点(においのデカダンス 川端康成再考
  • 腋窩のにおい-三島由紀夫の美学
  • 不条理な状況へ-大江健三郎の場合)
  • 第4章 においを削除する今(身体の細分化、市場化
  • 厄介な身体の今)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 作家は何を嗅いできたか
著作者等 三橋 修
書名ヨミ サッカ ワ ナニ オ カイデキタカ : ニオイ アルイワ カンセイ ノ レキシ
書名別名 におい、あるいは感性の歴史
出版元 現代書館
刊行年月 2009.6
ページ数 229p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-7684-5605-7
NCID BA90188335
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全国書誌番号
21604879
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言語 日本語
出版国 日本
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