入門力学系 : 自然の振舞いを数学で読みとく

森真, 水谷正大 著

ニュートンが局所的な時間という概念を導入し、微分という数学により打ち立てた古典力学は、その後、質点の集まりである「系」としての運動を追究する方向で発展してきた。この本では、そうした「力学系」といわれる分野での、数学と物理の絡み合いや発展をみる。ポアンカレ写像、ルベーグ積分、エルゴード理論と整数論など、現代数学の知恵の結集から、自然の複雑な振舞いを解き明かす論理が導かれ、新たな世界観が開けてくることを感じるだろう。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 ニュートンのアイディア『自然はとてもシンプル』
  • 2 ベクトル場で考える-解けないときにも
  • 3 偏微分方程式とハミルトン力学系
  • 4 力学系とは、その1、位相力学系
  • 5 力学系は一筋縄ではいかない
  • 6 力学系とは、その2、可測力学系
  • 7 エルゴード定理とエルゴード性
  • 8 なぜ、複雑な挙動をするのか
  • 9 エルゴード理論と整数論
  • 10 発展的話題

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 入門力学系 : 自然の振舞いを数学で読みとく
著作者等 森 真
水谷 正大
書名ヨミ ニュウモン リキガクケイ : シゼン ノ フルマイ オ スウガク デ ヨミトク
出版元 東京図書
刊行年月 2009.5
ページ数 293p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-489-02050-6
NCID BA89996638
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全国書誌番号
21595803
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言語 日本語
出版国 日本
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