〈進歩的主婦〉を生きる : 戦後『婦人公論』のエスノグラフィー

中尾香 著

第二波フェミニズムが興る以前、戦後女性たちは、理念としての"男女平等"と現実の"性別役割分業"というアンビバレンツな構造とせめぎあいながら、いかにしてジェンダー秩序や女性の主体を構築していったのか?本書は、当時最も人気のあった女性雑誌『婦人公論』の愛読者および編集者たちへのインタビュー調査によって立体的に描き出した、初めての画期的研究である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 自由主義の伝統と『婦人公論』
  • 第2章 リベラリストとスーパーウーマン-編集長たちのジェンダー観
  • 第3章 もうひとつのジェンダー-『婦人公論』のなかの男性像
  • 第4章 『婦人公論』愛読者グループ
  • 第5章 読者たちが読んだ「主婦論争」
  • 第6章 「白雪会」-あるグループの歴史と活動
  • 第7章 『婦人公論』は人生そのもの-ある読者のエスノグラフィー
  • 第8章 "とりあえずの一歩"を踏み出すために-読者たちの意味世界

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 〈進歩的主婦〉を生きる : 戦後『婦人公論』のエスノグラフィー
著作者等 中尾 香
書名ヨミ シンポテキ シュフ オ イキル : センゴ フジン コウロン ノ エスノグラフィー
シリーズ名 婦人公論 (雑誌)
出版元 作品社
刊行年月 2009.3
ページ数 260p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-86182-125-7
NCID BA89303549
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21559513
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想