要件事実・事実認定論と基礎法学の新たな展開 : 伊藤滋夫先生喜寿記念

河上正二, 高橋宏志, 山崎敏彦, 山本和彦, 北秀昭, 難波孝一 編

要件事実・事実認定論の泰斗として、法曹養成・法学教育に指導的役割を果たしてこられた伊藤滋夫先生の喜寿をお祝いして編まれた論文集。先生の謦咳に接し薫陶を受けた第一線の研究者、裁判官、弁護士の執筆による渾身の論文41本と4本の随想を収める。要件事実・事実認定の諸問題、基礎法学と実定法学との協働、法曹養成からみた要件事実・事実認定論・基礎法学にかかる今日的なテーマに鋭く迫り様々な論考を展開する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 要件事実・事実認定-総論
  • 第2章 要件事実・事実認定-各論
  • 第3章 基礎法学と実定法学との協働
  • 第4章 法曹養成の視点から見た要件事実・事実認定論・基礎法学
  • 第5章 特別寄稿 随想

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 要件事実・事実認定論と基礎法学の新たな展開 : 伊藤滋夫先生喜寿記念
著作者等 北 秀昭
山崎 敏彦
山本 和彦
河上 正二
難波 孝一
高橋 宏志
書名ヨミ ヨウケン ジジツ ジジツ ニンテイ ロン ト キソ ホウガク ノ アラタナ テンカイ : イトウ シゲオ センセイ キジュ キネン
出版元 青林書院
刊行年月 2009.2
ページ数 1018p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-417-01483-6
NCID BA89068427
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全国書誌番号
21550991
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
「人間の尊厳」の根拠を求めて 陶久利彦
「債務法現代化」後のドイツ民法と要件事実論 渡辺達徳
ほか
不動産取引・不動産登記と国民の法意識 鎌野邦樹
主張責任と立証責任に関する覚書 畑瑞穂
人間性と公共性に関する法思考 松岡誠
会社の機関設計に関する要件事実 大江忠
会社法362条4項1号,2号の要件事実的考察 今出川幸寛
保険診療における診療報酬と患者の一部負担金について 河上 正二
保険金請求訴訟における偶発性・外来性に関する主張立証責任の所在 永石一郎
判断力・執行力の主観的範囲の拡張についての覚え書き 中西正
労働訴訟と要件事実 難波孝一
勝つべき者が勝つ民事裁判を目指して 佐藤歳二
商標の類否判断の要件事実 牧野利秋
基礎法学と実定法学との協働 客観的実質的価値提示の可能性 河見誠
子の引渡しをめぐる人身保護請求事件の要件事実論的考察 瀬戸口壯夫
安全配慮義務について 高橋譲
家事調停手続における事実認定の意義 松原正明
建設請負契約における要件事実 笠井修
意思能力の判断と自律支援 菅富美枝
手形変造と立証責任 高橋 宏志
攻撃防御方法としての民法717条1項 山本和敏
民事弁護教育と要件事実 高橋順一
民事弁護活動と要件事実論 中川徹也
民法以外の諸問題 最近の弁護士実務から見た善管注意義務規範の諸相 北川恵子, 河野玄逸
民法解釈学からみた要件事実論 執行秀幸
法律事務所における事件処理と要件事実の実際 山浦善樹
法曹育成と法哲学教育 山田八千子
法曹育成の視点から見た要件事実・事実認定論・基礎法学 法曹育成の視点から見た法科大学院の教育について 川崎直人
法科大学院における要件事実教育の現在と展望 田村伸子
消費者契約法5条の要件事実論的検討 中里真
特別寄稿随想 伊藤滋夫さんの喜寿にあたって 田尾桃二
特許権侵害訴訟の要件事実概要 永井紀昭
相殺の抗弁と弁論の分離 安見ゆかり
破産者の不作為を対象とする否認権行使の本質とその機能の限界 北秀昭
総合判断型一般条項と要件事実 山本和彦
要件事実・事実認定-各論 民法の諸問題 期限・期間の要件事実 若柳善朗
要件事実・事実認定-総論 要件事実論と非単調論理 高橋文彦
要件事実教育雑感 河野信夫
親権者指定変更・面接交渉審判事件の要件事実的事実 梶村太市
近世日本における領主の住職任免 小島信泰
通知懈怠による求償権制限の要件事実 下村正明
遺産分割事件における客観的証明責任(試論) 長秀之
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