平田篤胤-霊魂のゆくえ

吉田真樹 著

篤胤において死の問題は、死後の存在としての霊魂の問題となり、さらには霊魂の行き場所の問題となる。もし人が死後に霊魂となることが確実であり、霊魂の行き着く場所が特定されるのであれば、先に現在の私たちに即して述べたような死の問題は、「解決」されるに違いない。篤胤はまさにそのことを『霊の真柱』において試み、「幽冥界」という観念を提示することになる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 篤胤の抱えた問い-自己
  • 第2章 神へ-問いの具体化
  • 第3章 『新鬼神論』-死んだら霊魂となる
  • 第4章 近世庶民仏教と『出定笑語』
  • 第5章 『霊の真柱』-霊魂のゆくえ
  • 終章 近代へ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 平田篤胤-霊魂のゆくえ
著作者等 吉田 真樹
書名ヨミ ヒラタ アツタネ レイコン ノ ユクエ
シリーズ名 再発見日本の哲学
出版元 講談社
刊行年月 2009.1
ページ数 275p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-06-278758-1
NCID BA88955216
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全国書誌番号
21543688
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言語 日本語
出版国 日本
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