検証・昭和史の焦点

保阪正康 著

「昭和」とは一体どのような時代だったのか。キーワードは「アメリカの影」と「昭和天皇」にあると、平成を代表する歴史家・保阪正康は提起する。金融恐慌から敗戦まで、核心となる18年間を21の焦点に絞り、その時々の事象を、わかりやすく解き明かしていく。昭和が「歴史」になりつつある今だからこそ見えてくるものとは。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 昭和史を貫くアメリカの影
  • 昭和の起点、金融恐慌はこうして起こった
  • 帝人事件は「検索ファッショ」を促したか
  • 決起はなぜ二月二十六日だったのか
  • 二・二六事件、天皇激怒の理由
  • 南京事件の引きがねとなった陸軍の戦場心理
  • トラウトマン工作、内幕のドラマ
  • 三国同盟の真の演出者とは
  • 日米開戦と石油備蓄をめぐる謎
  • 真珠湾奇襲を知っていた日本人は誰か
  • 真珠湾ロバーツ報告書をめぐる謎
  • 玉砕を兵に強いた根拠とは
  • 戦艦大和の沈没と戦争の原価計算
  • 阿南惟幾はなぜ吉田茂を釈放したのか
  • 天皇に「聖断」を決意させた情報源
  • ポツダム宣言受諾をめぐる二つの訳文
  • 大本営参謀は在満邦人をソ連に売ったのか
  • 彼らは何のために戦ったのか
  • 軍人恩給のからくり
  • 軍人・兵士たちの手記・回想録をどう読むか
  • 昭和天皇、戦後史構築への視座

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 検証・昭和史の焦点
著作者等 保阪 正康
書名ヨミ ケンショウ ショウワシ ノ ショウテン
シリーズ名 文春文庫
出版元 文藝春秋
刊行年月 2008.12
ページ数 268p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-16-749406-3
NCID BA88303190
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全国書誌番号
21523818
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言語 日本語
出版国 日本
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