あなたの苦手な彼女について

橋本治 著

たいていの人に「苦手な彼女」がいるという。いったいそれはどういうことなのだろうか?七〇年代の高度成長期にウーマンリブ運動が起き、時を同じくして消費者運動が登場した。八五年には男女雇用機会均等法が成立し、その年、内需拡大のために個人消費が推進された。その後の好景気とバブルの崩壊、平成不況…。この四十年の間に、日本の男女関係がたどってきた変遷を、ときに女帝の時代にまで溯って深く考察する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 そうして「女」は厄介になった(「女性差別」というもののややこしさについて
  • 「女の問題」はたやすく四分五裂する
  • どうして女は変われたのか)
  • 第2章 性的ではない「女性論」(女と「消費者」
  • 主婦の没落
  • 女と労働運動)
  • 第3章 「自分がない男」と「自分しかない女」(「自立した女」に関するかなりへんてこりんな考察
  • 「自分がある」というのは、たいしたことなのか?
  • 「男社会」の発見)
  • 終章 豊かな社会が傾いて-(「結婚」が成立しにくい現状について
  • 「家」という単位について
  • もうそんな考え方はやめた方がいい)

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この本の情報

書名 あなたの苦手な彼女について
著作者等 橋本 治
書名ヨミ アナタ ノ ニガテナ カノジョ ニ ツイテ
シリーズ名 ちくま新書
出版元 筑摩書房
刊行年月 2008.12
ページ数 281p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-480-06459-2
NCID BA88164662
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全国書誌番号
21547014
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言語 日本語
出版国 日本
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