人種と歴史

クロード・レヴィ=ストロース 著 ; 荒川幾男 訳

1952年、ユネスコが世界の人種問題に関する小冊子のシリーズを刊行する。その1冊としてレヴィ=ストロースが書いた、初期の論文。西洋文化の位置付け、歴史的時間の偶然的性格を、専門領域を超えて議論し、明晰かつ的確な言葉でその問題意識を伝える。その視野の拡がりは、個々の文明を相対化する力を持ち、21世紀を生きるわれわれにも強く訴えかけてくる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 人種と文化
  • 2 諸文化の差異
  • 3 民族中心主義
  • 4 古文化と原始文化
  • 5 進歩の観念
  • 6 停滞的歴史と累積的歴史
  • 7 西洋文明の位置
  • 8 偶然と文明
  • 9 諸文化の協働
  • 10 進歩の二重の方向

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 人種と歴史
著作者等 Lévi-Strauss, Claude
荒川 幾男
L'evi‐Strauss Claude
レヴィ=ストロース クロード
書名ヨミ ジンシュ ト レキシ
出版元 みすず書房
刊行年月 1970
版表示 新装版
ページ数 116p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-622-07429-8
NCID BA88107250
BN01740416
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全国書誌番号
73000103
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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