裁判の秘密

山口宏, 副島隆彦 著

日本において、裁判はなぜ人々の生活のなかに溶け込まないのか?著者はこの問いから出発する。判決は遅いし、判決の実行力がほとんどないに等しい裁判は、結局のところ庶民=弱い者の味方になっていないのではないか?本書は、そのような日本の裁判の現状を、豊富な事例、弁護士としての日々の体験から分かりやすく開示してゆく。裁判員制度の時代を目前にしたすべての日本人必読の書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • もう裁判なんてやりたくない
  • 判決は忘れたころにやってくる
  • やっと判決が出た。だが判決はケツ拭く紙ほどにも役にたたない
  • 裁判は一審と二審でなぜ食い違うことがあるのか
  • 債務者に怖いものはない
  • 住専の法律学
  • 裁判で名誉は回復しない
  • 離婚裁判、遺産相続裁判はなぜ悲惨になるのか
  • 医療裁判は法律の問題ではなく専門家の問題である
  • 藤田朋子事件にみる仮処分問題の実態
  • 行政訴訟はやるだけムダ!
  • オウム真理教事件の法律問題
  • 裁判所は「世間」と密着しなければならない
  • 裁判官とはこんな人種だ
  • 自分でやるのが一番だ
  • こんなデタラメな司法制度への改革提言

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 裁判の秘密
著作者等 副島 隆彦
山口 宏
書名ヨミ サイバン ノ ヒミツ
シリーズ名 宝島sugoi文庫
出版元 宝島社
刊行年月 2008.7
版表示 新版.
ページ数 346p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-7966-6454-7
NCID BA87982133
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全国書誌番号
21441664
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言語 日本語
出版国 日本
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