それまでの時代、人間にとってもっとも大切なのは物でした。ところがITの発達により、形のない「もの」が大きな価値をもつようになってきました。その中でも、人間にとって有益な価値のあるものを「知的財産」(知財)と呼びます。知財は20世紀から21世紀にかけて、物から情報へのパラダイムシフトが起きたことで重要性を増してきます。知財は、知識社会に変貌を遂げた現代にあって産業経済を活性化させるとともに、文化も発展させ、人々の生活を豊かにします。まさに、新しい富を生み出すマジックパワーのようなものです。
「BOOKデータベース」より