生田美智子 著
従来、日露関係がスムースに進展しない理由として、領土問題や相互イメージが挙げられてきた。はたして日露関係史は一貫して緊張と膠着の歴史であったのだろうか。本書では、江戸期の日露接触を通じて、その相互イメージがいかに形成され、それが国際関係の認識座標としていかに展開し、さらに対外認識を通じて自国をいかに発見したかを明らかにする。絵画・身体表現から浮かび上がる、知られざる日露関係史。
「BOOKデータベース」より
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