「私はうつ」と言いたがる人たち

香山リカ 著

仕事を休んでリハビリがてらに海外旅行や転職活動に励む「うつ病セレブ」、その穴埋めで必死に働きつづけて心の病になった「うつ病難民」。格差はうつ病にもおよんでいる。安易に診断書が出され、腫れ物に触るかのように右往左往する会社に、同僚たちはシラケぎみ。はたして本人にとっても、この風潮は望ましいことなのか?新しいタイプのうつ病が広がるなか、ほんとうに苦しんでいる患者には理解や援助の手が行き渡らず、一方でうつ病と言えばなんでも許される社会。その不自然な構造と心理を読み解く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 一億総うつ病化の時代
  • 第1章 うつ病セレブ
  • 第2章 うつ病難民
  • 第3章 「私はうつ」と言いたがる人の心理
  • 第4章 うつ病をめぐる誤解
  • 第5章 「自称うつ」と「うつ病」をどう見分けるか?
  • 第6章 うつ病と言うとなんでも許される社会
  • 終章 ほんとうにうつ病で苦しんでいる人のために

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「私はうつ」と言いたがる人たち
著作者等 香山 リカ
書名ヨミ ワタクシ ワ ウツ ト イイタガル ヒトタチ
シリーズ名 PHP新書
出版元 PHP研究所
刊行年月 2008.7
ページ数 198p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-569-69953-0
NCID BA86553550
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全国書誌番号
21462906
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言語 日本語
出版国 日本
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