21世紀の主導権と巨大な権益を巡り、三つどもえの争いを繰り広げるアジア3大国-中国、インド、日本。かつて一度も、アジアで強国が3カ国も共存したことはない。この混迷の時代を、世界とアジアはどう乗り切るべきか?3大国の均衡状態が崩れるとき、グローバル経済と国際政治に何が起きるのか?アメリカに対抗しうる大国の地位を、アジアの一国が手に入れるとき、世界はどう揺れ動くのか?国家戦略を現地取材から描き出し、21世紀アジアの巨大な可能性と、その裏に潜むリスクを解説。大ベストセラー『日はまた昇る』の著者が満を持して放つ最新作。
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