野家啓一 著
著書『科学革命の構造』によってそれまでの科学史の常識に異を唱えたトーマス・S.クーン。特に「研究者の共同体にモデルとなる問題や解法を提供する一般的に認められた科学的業績」という意味で用いられた言葉「パラダイム」が与えた影響は大きい。具体的史料に依拠し考古学的手法で「知の連続的進歩」という通念を覆した、クーンの新概念を解説。
「BOOKデータベース」より
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