江戸の非人頭車善七

塩見鮮一郎 著

徳川幕府の江戸では、人別帳からはずれて路上にたむろする者を、非人に落として、弾左衛門の支配の下、四人の非人頭が管理した。浅草地区の非人頭車善七は、彼らに乞食、紙くず拾い、牢屋人足などをさせた。善七の居住地の謎、浅草溜、非人寄場、弾左衛門との確執、解放令以後の制度の解体と、非人たちの行方を探る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 車善七の居住地(吉原裏の居宅
  • 鳥越に賎民支配の原型
  • 鳥越猿屋町について
  • 新鳥越町と新吉原)
  • 第2章 車善七の「溜」(吉原裏の家
  • 車善七の「溜」
  • 牢屋人足と日勘進
  • 非人寄場と浅草紙)
  • 第3章 車善七vs.弾左衛門(神話的前史
  • 実話的前史
  • 車善七の訴え
  • 由緒捏造合戦
  • 裁判再開)
  • 第4章 車善七の解放令(顔のない親分
  • 解放令
  • 乞食撲滅運動)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 江戸の非人頭車善七
著作者等 塩見 鮮一郎
書名ヨミ エド ノ ヒニンガシラ クルマ ゼンシチ
シリーズ名 河出文庫
出版元 河出書房新社
刊行年月 2008.3
ページ数 195p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-309-40896-5
NCID BA85552359
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全国書誌番号
21386649
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言語 日本語
出版国 日本
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