明治の文人たち : 候文と言文一致体

夏目漱石 他著

明治時代をその主な活動期とする文人126名の書簡319通。型通りの候文からにじみ出る文人同士の交流、くだけて狎れ合っているかにみえる言文一致のやりとり、精一杯の生を真摯に見つめる緊張感ただよう文面。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1章 世間も真ノ開化ニハなり兼候様子也(成島柳北)-福地桜痴から賀古鶴所まで(幕末‐)
  • 2章 この病気にて命のみしかきは覚悟の事に候へとも(尾崎紅葉)-尾崎紅葉から島村抱月まで(明治27年‐)
  • 3章 当方一人の与に語るへきなし(森鴎外)-森鴎外から坪内逍遥まで(明治30年‐)
  • 4章 詩はたゞ詩の為めに存在するものにあらず(岩野泡鳴)-岩野泡鳴から岡倉由三郎まで(明治36年‐)
  • 5章 余は隣り近所の賞賛を求めず。天下の信仰を求む(夏目漱石)-夏目漱石から二葉亭四迷まで(明治38年‐)
  • 6章 兄さんは御病気で昨日から御入院だ(石川啄木)-石川啄木から内田魯庵まで(明治41年‐)
  • 解説

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 明治の文人たち : 候文と言文一致体
著作者等 夏目 漱石
日本近代文学館
書名ヨミ メイジ ノ ブンジンタチ : ソウロウブン ト ゲンブン イッチタイ
シリーズ名 文学者の手紙 1
日本近代文学館資料叢書 / 日本近代文学館 編 1
出版元 博文館新社
刊行年月 2008.3
ページ数 297p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-89177-979-5
NCID BA85512376
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全国書誌番号
21407526
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言語 日本語
出版国 日本
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