カンボジア今 : ポル・ポトの呪縛は解けたのか

新川加奈子 著

150万とも200万ともいわれる自国民を大虐殺したポルポト時代から30年余。未だにポルポト派幹部の裁判は終結していない。加害者と被害者が共存するカンボジア。誰もが納得する和解の道はあるのだろうか?原始共産主義に基づく平等社会から、極端に広がった格差社会の現実。そのため、ポルポト時代を心から憎しむ人がいる反面、ポルポト時代を懐かしむ人がいる。我々はこの事態をどのように理解すればよいのか。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 カンボジアという国(地誌
  • 言葉
  • 国民性
  • 食べ物
  • 隣国との関係
  • 冠婚葬祭
  • マイカーブームと中古車市場)
  • 第2章 ポル・ポト時代から30年-加害者と被害者が共に暮らす国の現実(和解とは
  • カンボジアにおける和解の意味
  • 一般市民のポル・ポト時代への意識
  • ポル・ポト派裁判の現状と方向性
  • 30歳代の若者3人へのインタビューから)
  • 第3章 現実社会との妥協-格差社会の出現(貧困社会からの脱出
  • 子どもの環境
  • 健康問題の現実)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 カンボジア今 : ポル・ポトの呪縛は解けたのか
著作者等 新川 加奈子
書名ヨミ カンボジア イマ : ポル ポト ノ ジュバク ワ トケタノカ
出版元 燃焼社
刊行年月 2008.2
ページ数 211p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-88978-079-6
NCID BA8485580X
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21369976
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想