ドゥルーズ/ガタリの現在

小泉義之, 鈴木泉, 檜垣立哉 編

没後十年余りを経て、古典化の動きが著しいドゥルーズ/ガタリ。空疎な権威化や瑣末な文献学化という負の側面をはらみながらも、彼らの思考の引き延ばし、よりよき汎用化は着実に進行している。その哲学的・思想的到達点を測定すべく三十人超の研究者が協働、これからのD/G研究の出発点をしるす意欲的な論集。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 ドゥルーズ-『意味の論理学』、『差異と反復』
  • 2 ドゥルーズ+ガタリへ
  • 3 『アンチ・オイディプス』、『千のプラトー』
  • 4 ドゥルーズ/ガタリ縦走
  • 5 イマージュ/シネマ
  • 6 哲学的系譜・遭遇
  • 7 ドゥルーズ/ガタリ横断
  • 8 資料

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ドゥルーズ/ガタリの現在
著作者等 小泉 義之
檜垣 立哉
鈴木 泉
書名ヨミ ドゥルーズ ガタリ ノ ゲンザイ
書名別名 Gilles Deleuze et/ou Felix Guattari
出版元 平凡社
刊行年月 2008.1
ページ数 722p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-582-70273-6
NCID BA84452767
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全国書誌番号
21377738
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
「出来事」の倫理としての「運命愛」 近藤智彦
「強度」概念再考 原一樹
『アンチ・オイディプス』、『千のプラトー』
『差異と反復』における微分法の位置と役割 近藤和敬
いつも「新しい」精神医療のために 三脇康生
ただ流れる時間へ 太田宏之, 浦上大輔, 郡司ペギオ幸夫
イマージュ/シネマ
シネキャピタル、シネコミューン 廣瀬純
シーニュとインタフェイス 本間直樹, 森淳秀
ドゥルージアン/ガタリアン・アニマル 遠藤彰
ドゥルーズ
ドゥルーズ+ガタリへ
ドゥルーズ/ガタリ横断
ドゥルーズ/ガタリ研究・活用の現在 鈴木 泉
ドゥルーズ/ガタリ縦走
ドゥルーズ/サイード 平井玄
ドゥルーズとデリダ 藤本一勇
ドゥルーズと現象学出会いのための序章 杉本隆久
ドゥルーズ哲学における<転回>について 檜垣 立哉
ドゥルーズ哲学のもう一つの系譜について 米虫正巳
ミュージカル映画における「世界の運動」 木村建哉
メキシコの一九六八年、あるいは「マイノリティへの生成変化」が残した問い 崎山政毅
メディア・デザインへ向けての哲学とは何か? 瀧本雅志
公理と指令 松本潤一郎
剥き出しの生と欲望する機械 高桑和巳
哲学的系譜・遭遇
器官なき身体から抵抗へ 佐藤嘉幸
器官なき身体とは何か 江川隆男
家族写真、アメリカ、資本主義 清水知子
思考と哲学 増田靖彦
意味と出来事と永遠と 上野修
来るべき民衆 小泉 義之
構造主義の臨界 美馬達哉
機械は作動するか 廣瀬浩司
表層・深層・抽象機械における言語 大山載吉
言語の流体力学 サドッホ
資料
資本主義のリビドー経済 荒谷大輔
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