社長の値打ち : 「難しい時代」にどうあるべきか

長田貴仁 著

今の時代、「社長」を名乗る人は増えた。大企業でもカンパニー制が導入されてから、社内分社の長にも「社長」の肩書が与えられるようになった。かつて、「事業部長」や「事業本部長」といった肩書の人が、「社長」へシフトしたのである。こうして「社長」の人口は、ここ数年で急増した。人口が増えれば、その肩書の社会的地位が相対的に低下する。その結果、出てきたのが「シャチョウ」である。アイデアを出すのは社員、戦略を構築するのも社員、おまけにリスクを冒すのも社員。しかし、成功すれば社長は自らのマネジメント能力の高さを吹聴し、しっかりと高い報酬も得る。逆に失敗すれば「あの事業部長はだめだな」などとすぐに閑職に飛ばして社員への見せしめにする。そのような人は「社長」を名乗ってはならない。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 社長の危機
  • 第2章 社長の存在感
  • 第3章 社長の哲学
  • 第4章 社長の苦悩
  • 第5章 社長の条件
  • 第6章 社長の進化

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 社長の値打ち : 「難しい時代」にどうあるべきか
著作者等 長田 貴仁
書名ヨミ シャチョウ ノ ネウチ : ムズカシイ ジダイ ニ ドウ アルベキカ
シリーズ名 光文社新書
出版元 光文社
刊行年月 2007.10
ページ数 270p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-334-03421-4
NCID BA8354036X
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全国書誌番号
21310932
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言語 日本語
出版国 日本
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