遊女の社会史 : 島原・吉原の歴史から植民地「公娼」制まで

今西一 著

アメリカ下院の「従軍慰安婦」決議に見られるように、世界の視線は日本の「性的奴隷」制に向けられている。そのなかで、「かぶき者」、島原、吉原の歴史からはじまって、植民地「公娼」制までを、周縁民衆史研究の第一人者が書き下ろした力作の歴史書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 グローバル化と「性の植民地」
  • 第1章 遊廓の誕生(「かぶき」と中世の遊女
  • 島原への途
  • 元吉原の再興)
  • 第2章 遊廓の構造(島原支配の成立と崩壊
  • 元吉原から新吉原へ)
  • 第3章 芸娼妓「解放令」前後(「文明」のまなざし-ヨーロッパ人の見た遊廓
  • いくつかの「解放令」
  • 京都の近代
  • 近代「公娼」制の確立)
  • 終章 帝国「日本」と植民地「公娼」制(国内植民地北海道の芸娼妓「解放令」
  • 植民地朝鮮の「公娼」制)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 遊女の社会史 : 島原・吉原の歴史から植民地「公娼」制まで
著作者等 今西 一
書名ヨミ ユウジョ ノ シャカイシ : シマバラ ヨシワラ ノ レキシ カラ ショクミンチ コウショウセイ マデ
出版元 有志舎
刊行年月 2007.10
ページ数 272p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-903426-09-9
NCID BA83440616
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全国書誌番号
21312252
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言語 日本語
出版国 日本
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