中国人学生の綴った戦時中日本語日記

遠藤織枝, 黄慶法 編著

二〇〇二年中国福建省廈門市の図書館で発見された日本語の日記は、昭和十四年に中国人・李徳明(仮名)によって書かれたものであった。日記の日本語とその背景を調査・分析することで当時の日本語教育の姿を探る。また、存命していた李本人へのインタビューから、日本による侵略、国共内戦、文革と激動の時代を生きた一人の中国人の姿が浮き彫りにされる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1章 李徳明の日記
  • 2章 日記日本語の特徴-ミスを忘れさせる、達者で生彩あふれる表現力
  • 3章 日記の訴えるもの-さまよい、恥じらい、憤りつつ向上を誓う青年の声
  • 4章 解説(1)-李徳明の学んだ日本語教育・厦門旭瀛書院
  • 5章 李徳明さんインタビュー-勉強は苦しかった、楽しいことはなかったです
  • 6章 解説(2)-植民地近代という視点

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 中国人学生の綴った戦時中日本語日記
著作者等 遠藤 織枝
黄 慶法
書名ヨミ チュウゴクジン ガクセイ ノ ツズッタ センジチュウ ニホンゴ ニッキ
出版元 ひつじ書房
刊行年月 2007.10
ページ数 371p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-89476-380-7
NCID BA8342429X
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全国書誌番号
21346443
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言語 日本語
出版国 日本
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