正義をこえて

ポール・リクール [著] ; 久米博 訳

法哲学や裁判という未開拓の領域にリクールが初めて踏み込んだ意欲作。20世紀に荒れ狂った戦争と巨大犯罪によって提起された政治的・倫理的問題系が、法の問題系を覆い隠してしまった風潮に抗して「法を正当に認識し、正義を正当に評価する課題」に果敢に挑む。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 権利の主体は誰か
  • 責任の概念-意味論的分析の試み
  • 純粋に手続き的な正義論は可能か-ジョン・ロールズの『正義論』について
  • ジョン・ロールズの『正義論』以後
  • 正義の審級の複数性
  • ハンナ・アーレントによる感性的判断と政治的判断
  • 解釈と/または論証
  • 裁く行為
  • 制裁、復権、赦し
  • 良心と法律-哲学的争点

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 正義をこえて
著作者等 Ricœur, Paul
久米 博
Ricoeur Paul
リクール ポール
書名ヨミ セイギ オ コエテ
書名別名 Le juste
シリーズ名 公正の探求 1
叢書・ウニベルシタス 1
出版元 法政大学出版局
刊行年月 2007.6
ページ数 227, 11p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-588-00867-2
NCID BA82212343
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全国書誌番号
21312356
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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