なぜ戦争観は衝突するか : 日本とアメリカ

油井大三郎 著

パール・ハーバーと広島、長崎。戦後六〇年を経過しても過去の戦争の記憶が両国で大きく隔たるのはなぜか。戦争観とは戦争のいかなる記憶によって形成されてきたのか。ナショナリズムの特質、戦後の幾多の戦争に対する反応の差にも着目し、記憶研究の最新の到達点も踏まえて省察したユニークな日米比較。『日本・戦争観の相剋』を大幅に改訂し、新稿を加えた決定版。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • プロローグ 戦争の記憶と日米関係
  • 第1章 日米開戦の心理的前提
  • 第2章 米国にとって第二次世界大戦-「よい戦争」観の形成
  • 第3章 日本の敗戦と戦争観の転換
  • 第4章 ベトナム戦争と敗戦の記憶
  • 第5章 日米戦後五〇年と記憶の相剋
  • 第6章 九・一一と「対テロ戦争」下の日米ギャップ
  • エピローグ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 なぜ戦争観は衝突するか : 日本とアメリカ
著作者等 油井 大三郎
書名ヨミ ナゼ センソウカン ワ ショウトツスルカ : ニホン ト アメリカ
シリーズ名 岩波現代文庫 学術
出版元 岩波書店
刊行年月 2007.4
ページ数 358, 12p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-00-600174-2
NCID BA81579455
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全国書誌番号
21232083
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言語 日本語
出版国 日本
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