社会調査と権力 : 〈社会的なもの〉の危機と社会学

田中耕一, 荻野昌弘 編

福祉国家の終焉、グローバリゼーション、個人化、リスク社会…"社会的なもの"のリアリティが急速に失われつつある現代社会において、社会調査のもつ意味を問い、いま求められる実践としての知のあり方を探る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • "社会的なもの"の危機と社会調査
  • 第1部 "社会的なもの"の変容と社会調査的な知(リスク社会と知の様式-不知と監視
  • 保険と調査-もうひとつの社会調査史
  • 高齢者介護の計測と身体管理-介護保険による身体へのまなざしの変容)
  • 第2部 社会調査は何を行っているのか(薬害HIV感染被害問題調査のリフレクシヴな理解
  • 曖昧さのない質問を行なうこと-相互行為のなかの情報収集
  • 心は直観的統計学者か?-実験心理学における確率統計モデルの採用)
  • 第3部 科学的(社会学的)知と権力をめぐって(冷戦下の社会科学と社会学-近代化論を中心に
  • 科学的言説と権力-身体と権力の奇妙な関係と科学的言説)
  • 死と社会調査-いま求められている実践としての知とは何か

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 社会調査と権力 : 〈社会的なもの〉の危機と社会学
著作者等 田中 耕一
荻野 昌弘
書名ヨミ シャカイ チョウサ ト ケンリョク : シャカイテキナ モノ ノ キキ ト シャカイガク
出版元 世界思想社
刊行年月 2007.3
ページ数 234p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-7907-1256-5
NCID BA81377337
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全国書誌番号
21236822
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

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