武田信玄と勝頼 : 文書にみる戦国大名の実像

鴨川達夫 著

文書はかつて何があったかを示唆するナマの証拠である。これを主たる材料として、私たちは過去の出来事の再現に挑む。「風林火山」の軍旗で知られる戦国大名、武田信玄・勝頼父子の文書を読み解き、その人となり、滅亡に至る経緯を明らかにした一冊。文書の作られ方から丁寧に説き起こし、通説を根本から洗い直す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 信玄・勝頼の文書とは(「究極の難文書」
  • 文書の様式とその変化
  • 偽物と改竄
  • 年代の判断)
  • 第2章 文書はこう読め(正確な読解-小さな不注意から文意が正反対に
  • 細部への目配り-文書の裏側から意外な事実が
  • ふたたび「究極の難文書」)
  • 第3章 文書はこう作られる(文書を求める
  • 文書を作る
  • 手紙に朱印を捺す)
  • 第4章 信玄とはこんな男(信玄自筆の文書
  • 信玄の能力と趣味
  • どろどろした人間関係
  • 弱気と強気と)
  • 第5章 信玄・勝頼の歩いた道(駿河を攻める
  • 天下を狙ったわけでは…
  • 勝頼の苦悩)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 武田信玄と勝頼 : 文書にみる戦国大名の実像
著作者等 鴨川 達夫
書名ヨミ タケダ シンゲン ト カツヨリ : ブンショ ニ ミル センゴク ダイミョウ ノ ジツゾウ
シリーズ名 岩波新書
出版元 岩波書店
刊行年月 2007.3
ページ数 216, 4p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-00-431065-5
NCID BA81204995
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全国書誌番号
21220256
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言語 日本語
出版国 日本
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