孤高の人

瀬戸内寂聴 著

「湯浅さんは機嫌のいい時、ふっと何気なく百合子の話を口にした。(略)別れて半世紀もたった今でも、まだ百合子への愛は消えていないことを示していた」。宮本百合子との同棲でも知られるロシア文学者の湯浅芳子。毒舌と細やかな心遣い、資産家で吝嗇、一流好みで俗物嫌悪、そんな独特な個性を持つ文学者の心奥を田村俊子、矢田津世子、平林たい子、円地文子、堀多惠子らとの交流を交えて縦横無尽に描き出す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • はじめて逢った頃
  • 逃げた恋人
  • 軽井沢の別荘
  • タクシー代
  • 形見のきもの
  • もらいそこねた絵
  • ふるさと京都
  • 俗物嫌い
  • 猫の子
  • 老人ホーム騒動〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 孤高の人
著作者等 瀬戸内 寂聴
書名ヨミ ココウ ノ ヒト
シリーズ名 ちくま文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2007.2
ページ数 278p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-42310-8
NCID BA80571946
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全国書誌番号
21203548
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言語 日本語
出版国 日本
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