〈つまずき〉のなかの哲学

山内志朗 著

私たちは「自分とは何者か」を探し、「幸福とは何か」を求め、「いかに生きるべきか」悩み、やがて「死」をむかえる。人生に満ちる問いは、問題集のようには答えが出ない。しかし、ナゾナゾのように、愉悦をもたらすものだったら?デカルトが通り過ぎ、カントが格闘し、ヴィトゲンシュタインがいらだった、哲学史に隠されたナゾナゾ=「謎」をめぐる闘いを照らし出し、論理的思考では超えられない人生の問いを生きぬく芸「ハビトゥス」を示す。「謎」を生きる芸を身につけることで、生きる意欲が生まれる。ニヒリズムを超えて生きるための、異色の人生論にして哲学入門の登場。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 つまずきとしての「謎」を考える
  • 第2章 ヴィトゲンシュタインの人生論
  • 第3章 「私」をいかに身につけるか
  • 第4章 つまずきと「希望」の微妙な関係
  • 第5章 「欲望」はどこから来て、どこへ行くのか
  • 第6章 人生にとってつまずきとは何か

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 〈つまずき〉のなかの哲学
著作者等 山内 志朗
書名ヨミ ツマズキ ノ ナカ ノ テツガク
シリーズ名 NHKブックス 1076
出版元 日本放送出版協会
刊行年月 2007.1
ページ数 221p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-14-091076-4
NCID BA80302503
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全国書誌番号
21185994
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言語 日本語
出版国 日本
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