日蓮正宗の神話

松岡幹夫 著

"正宗"神話の核心を衝く。従来の-「日蓮正宗は、現在まで七百年余り、日蓮大聖人の内証を血脈相承してきた正系門下である」-という「神話」的見解に、長年の文献精査と現地調査により疑義を呈する労作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1論文 「血脈の貫主は絶対」という神話の形成(現日蓮正宗の血脈相承観にみる神話と逸脱
  • 日興の唯一者意識とは ほか)
  • 第2論文 「貫主のみ知る秘伝」という神話の崩壊(現今の血脈論争の盲点
  • 現代の大石寺門徒の信仰における唯授一人相承の意義 ほか)
  • 第3論文 「本尊権の貫主独占」という神話の虚構(血脈相承のない平僧が書写した本尊について
  • 貫主以外の僧による本尊の模写・模刻 ほか)
  • 第4論文 「富士の清流七百年」という神話の欺瞞(戦争礼賛の曼荼羅本尊を認めた日応と日恭
  • 大石寺周辺祠社にみる石山本尊の不敬 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日蓮正宗の神話
著作者等 松岡 幹夫
書名ヨミ ニチレン ショウシュウ ノ シンワ
出版元 論創社
刊行年月 2006.12
ページ数 413p
大きさ 20cm
ISBN 4846003167
NCID BA8023749X
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全国書誌番号
21156840
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言語 日本語
出版国 日本
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