ダニエル・ジャカール 著 ; 吉村作治 監修 ; 遠藤ゆかり 訳
西欧の歴史家たちは、長いあいだ「中世」という時代を、たんに科学が停滞していた時代だと考えてきた。だが近年、9世紀から15世紀にかけてのイスラム文明が、科学全般においてきわめて高い水準であったことがわかってきた。700年ものあいだ、イスラム世界のなかで文化的中心地が何度移動しても、科学の研究は絶えることなくつづけられたのである。
「BOOKデータベース」より
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