アラビア科学の歴史

ダニエル・ジャカール 著 ; 吉村作治 監修 ; 遠藤ゆかり 訳

西欧の歴史家たちは、長いあいだ「中世」という時代を、たんに科学が停滞していた時代だと考えてきた。だが近年、9世紀から15世紀にかけてのイスラム文明が、科学全般においてきわめて高い水準であったことがわかってきた。700年ものあいだ、イスラム世界のなかで文化的中心地が何度移動しても、科学の研究は絶えることなくつづけられたのである。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 バグダードからサマルカンドまで
  • 第2章 ギリシア科学とアラビア科学
  • 第3章 計算と計測
  • 第4章 生命と物質をめぐる科学
  • 第5章 アラビア科学とヨーロッパ科学
  • 資料篇-700年間の証言(文献が伝えるアラビア科学の歴史
  • 旅行家と詩人たちの証言
  • アラビア科学の実用性
  • 研究分野の刷新
  • 19世紀以降のアラビア科学に対する評価
  • アラビアの代表的科学者一覧)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 アラビア科学の歴史
著作者等 Jacquart, Danielle
吉村 作治
遠藤 ゆかり
ジャカール ダニエル
書名ヨミ アラビア カガク ノ レキシ
書名別名 L'epopee de la science arabe
シリーズ名 「知の再発見」双書 131
出版元 創元社
刊行年月 2006.12
ページ数 142p
大きさ 18cm
ISBN 4422211919
NCID BA79756128
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全国書誌番号
21219143
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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