「反日」を超えるアジア : 北京の目、ソウルの目

田中直毅 著

東アジアの現状と将来を考えるとき、北京の目、ソウルの目は、みずからをどのようにとらえ、近隣諸国とのどのような関係を展望しているのか。その視線の先にあるものをともに見据えるには、一〇〇年を超える歴史を遡って彼らを知る必要がある。そこを出発点として、環太平洋を中心としたグローバルな政治経済における日本の立場も明らかになっていくのだ。情念の東アジア共同体は成功しない。アジア外交の行き詰まりを転換する、新しい視座を問う。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 アジアの「招集能力」はどこにあるのか
  • 第1章 なぜ19世紀からの東アジア史に遡らなければならないか
  • 第2章 韓国・中国の勃興がきっかけとなる歴史の新たな分岐点
  • 第3章 東アジア各国は米国史とどのように遭遇したか
  • 第4章 グローバル化する東アジアにおける代替と補完
  • 第5章 帝国主義、共産主義、覇権主義、地政学の縛りを超えて
  • 第6章 21世紀の東アジアと日本の位相

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「反日」を超えるアジア : 北京の目、ソウルの目
著作者等 田中 直毅
書名ヨミ ハンニチ オ コエル アジア : ペキン ノ メ ソウル ノ メ
出版元 東洋経済新報社
刊行年月 2006.11
ページ数 233p
大きさ 20cm
ISBN 4492443371
NCID BA79365550
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全国書誌番号
21147801
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言語 日本語
出版国 日本
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