むかし卓袱台があったころ

久世光彦 著

かつての人気テレビドラマ「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」では、卓袱台がもうひとつの主人公だ。食事どきや、団欒に卓袱台を囲み、ワイワイ、ガヤガヤ話し合った。卓袱台は、家族の歴史を知り尽くしている。あのころ確かにあった、家族たちのお互いへの思いや、近隣の人たちとの連帯は、いったいどこへ行ってしまったのか。大切なものの行方を探し、遠い日の記憶の中に佇む。敬愛する山本夏彦氏に依頼され「室内」に連載した随筆からは、真摯で繊細で照れ性な作家の姿が垣間見える。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1(願わくば畳の上で
  • むかし電話がなかったころ
  • 私はいったい誰でしょう ほか)
  • 2(幻景二題
  • 大礼服を着てみた話
  • ある秋の一日… ほか)
  • 3(地図の話
  • 日記を書いた日
  • 瓶の中の悦楽 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 むかし卓袱台があったころ
著作者等 久世 光彦
書名ヨミ ムカシ チャブダイ ガ アッタ コロ
書名別名 家の匂い町の音
シリーズ名 ちくま文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2006.11
ページ数 230p
大きさ 15cm
ISBN 4480422455
NCID BA79176605
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全国書誌番号
21158499
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言語 日本語
出版国 日本
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