子どもが見ている背中 : 良心と抵抗の教育

野田正彰 著

追いつめられ思考を停止していく教師たち。その背中を見つめ、人格の分裂を巧みにしていく子どもたち。教育の現場で何が起きているのか。「君が代」伴奏を拒否したことで処分された教師の苦しみと抵抗の日々。良心のために闘う教師たち。「心の教育」がもたらすもの…。教師と子どもたちの生の声とともに、押しつぶされる学校のいまを鋭く描く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 「心の教育」が学校を押しつぶす(一九九八年の中教審答申が推進力に
  • 「伝統・文化」は未来を拓かない ほか)
  • 2 「民間人校長」は、なぜ自殺したのか(民間人校長の死
  • なぜ前任の校長が処分されるのか ほか)
  • 3 「君が代」強制によって、学校はこんなに変わった(音楽とのかかわり
  • 二〇〇〇年三月の卒業式をめぐって ほか)
  • 4 思いを打ちくだかれる教師たち(通達前から感じていた危機感
  • 教育観 ほか)
  • 5 コミュニケーションを奪われた子どもたち(狂気の沙汰と化す成績評価
  • 先生との関係を歪める自己評価 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 子どもが見ている背中 : 良心と抵抗の教育
著作者等 野田 正彰
書名ヨミ コドモ ガ ミテイル セナカ : リョウシン ト テイコウ ノ キョウイク
出版元 岩波書店
刊行年月 2006.10
版表示 第2刷
ページ数 200p
大きさ 20cm
ISBN 4000228692
NCID BA78925376
BA79561333
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全国書誌番号
21129114
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言語 日本語
出版国 日本
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