オルガスムの歴史

ロベール・ミュッシャンブレ 著 ; 山本規雄 訳

人類の行動を規定する最大要因の一つは、オルガスムの追求である。オルガスムへの欲動は、男女関係の形成から、芸術作品への昇華、さらには権力をも構築してきた。本書は、日記・回想録・教会の告解記録・ポルノグラフィー・医学文献などの厖大な史料や文献をもとに、16〜20世紀の西洋における、性的快楽をめぐる規範やタブーと実態、解放と抑圧を歴史的にたどった、初の"オルガスムの文化史"である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 オルガスムと西洋の歴史(「肉体」の快楽と呼ばれるものとは?)
  • 第2部 苦痛のなかの快楽-一六〜一七世紀(男女のあり方とその身体観
  • 肉体的快楽への権利と厳罰の相克)
  • 第3部 悪徳と美徳の狭間で-一八世紀〜一九六〇年(啓蒙思想と性的快楽
  • ヴィクトリア時代のヴェールの下でブルジョワ文化における性的快楽)
  • 第4部 オルガスム革命-一九六〇年代〜現在(性的快楽の解放)
  • オルガスムと現代社会

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 オルガスムの歴史
著作者等 Muchembled, Robert
山本 規雄
ミュッシャンブレ ロベール
書名ヨミ オルガスム ノ レキシ
書名別名 L'orgasme et l'Occident
出版元 作品社
刊行年月 2006.8
ページ数 464p
大きさ 20cm
ISBN 4861820960
NCID BA78000283
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全国書誌番号
21083338
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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