日本人の動物観 : 変身譚の歴史

中村 禎里【著】

どんなに生活が欧米化し、どんなに我々がペットとともに暮らそうとも、我々の心の中には、日本人特有の動物観がしみついている。アニマル・セラピー、ペットロス、動物愛護、現代の動物問題に向きあうときにも大きなヒントを与えてくれる。ペットブームの今だからこそ、考えなければならない私たちの心のなかの動物観。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 日本人とヨーロッパ人の動物観(『グリム童話集』における変身
  • 『日本昔話記録』における変身)
  • 第1章 神話の世界(トヨタマヒメ型の変身譚
  • オオモノヌシ型の変身譚 ほか)
  • 第2章 仏教思想の浸透のなかで(ヘビとキツネ
  • 死を媒介とした変身 ほか)
  • 第3章 中世説話とお伽草子類(オオモノヌシの後裔
  • トヨタマヒメの系譜 ほか)
  • 第4章 近世の怪異譚(キツネ・タヌキ・ネコ
  • オオカミ・カワウソ・クモその他 ほか)
  • 第5章 古代・中世・近世の説話と現代の昔話(通婚と報恩を中心に
  • 疎外と昇華を中心に ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本人の動物観 : 変身譚の歴史
著作者等 中村 禎里
書名ヨミ ニホンジンノドウブツカン : ヘンシンタンノレキシ
出版元 ビイング・ネット・プレス
刊行年月 2006.6.15
ページ数 329,3p
大きさ 19cm(B6)
ISBN 978-4-904117-27-9
NCID BA77096935
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言語 日本語
出版国 日本
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