「分ける」こと「わかる」こと

坂本賢三 著

「わかる」ために人間が行なう「分ける」という行為。分類の仕方はまた認識の仕方を決定づける。天と地、三材、四大、五行…世界認識のために引かれる分節線は細分化を通して原理に到り、折り返しなされる再構成の作業が「理解」を導く。古代ギリシャ・東洋の思想から近代哲学・科学まで分類の方法と論理を渉猟し、「わかる」ことの人間的真相に迫る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 「わかれ」の論理-分離と統一(「わかれ」-もう一度一つになること
  • 分かれる前が本来の姿 ほか)
  • 第2章 「わかり」の論理-認識と理解(「わかる」ということ
  • これ以上分けられないものに還元する ほか)
  • 第3章 「わけ」の論理-カテゴリーと範疇(クラシフィケーションと分類
  • 利害による分類から客観的な分類 ほか)
  • 第4章 「ことわけ」の論理-抽象と階層組織(共通点を拾いあげる
  • 抽象のさまざまなレベル ほか)
  • 第5章 「わかる」の論理-意義と目的(教訓
  • 「わかった風」 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「分ける」こと「わかる」こと
著作者等 坂本 賢三
書名ヨミ ワケル コト ワカル コト
シリーズ名 講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 2006.6
ページ数 226p
大きさ 15cm
ISBN 4061597671
NCID BA77086964
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21040951
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言語 日本語
出版国 日本
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