正徹 : 残照の中の巨樹

村尾誠一 著

応仁の乱を前にして、王朝時代の残照が今にも消えようとする中に立つ巨樹、正徹。「幽玄」の理念を核に王朝和歌の伝統を継承したその作品は、難解だが魅了され心に残る。市井の庵を拠点に、生涯に三万余首の和歌を詠んだとも言われる、この特異な中世歌人の姿をあざやかに描き出す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 吉野山はいずれの国ぞ
  • 第1章 幼少年時代
  • 第2章 了俊の弟子として-二十代の正徹
  • 第3章 出家から旅へ-三十代の正徹
  • 第4章 招月庵主として-四十代の正徹
  • 第5章 草庵焼失・勅撰和歌集不入-五十代の正徹
  • 第6章 晩成の日々へ-六十代の正徹
  • 第7章 名士としての最晩年-七十代の正徹
  • 第8章 『正徹物語』の世界
  • 第9章 『草根集』の世界
  • 終章 没後のことなど

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 正徹 : 残照の中の巨樹
著作者等 村尾 誠一
書名ヨミ ショウテツ : ザンショウ ノ ナカ ノ キョジュ
シリーズ名 日本の作家 23
出版元 新典社
刊行年月 2006.6
ページ数 269p
大きさ 19cm
ISBN 4787970232
NCID BA77027808
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全国書誌番号
21048760
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言語 日本語
出版国 日本
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