フランシス・ベイコン《磔刑》

イェルク・ツィンマーマン 著 ; 五十嵐蕗子, 五十嵐賢一 訳

暴力に晒され、暴力に苛まれる人間の姿を描き続けた20世紀絵画の巨匠フランシス・ベイコン。ナチスによる残虐行為をテーマに潜ませたこの絵を、ドイツ人である著者が詳細に腑分けし、画家が切り拓いた「現実にたいする新しい見方」を探り出す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • ぼくは何も語らない
  • きわめて統一のとれた明快な背景
  • すばらしく便利な架台
  • 筆のひと掃きの行方
  • 生か死かは、投げられたコインの裏表
  • 腕のまわりの赤
  • 口の形はどのように変質してゆくのか
  • 何かをするでもなく
  • 絶対絵画へのアプローチ
  • 人間の行動のひと幕
  • 強調され、かつ孤立した位置
  • ストーリーを語らずに多くの人物を描く
  • くりかえし新しく創出されるリアリズム

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 フランシス・ベイコン《磔刑》
著作者等 Zimmermann, Jörg
五十嵐 蕗子
五十嵐 賢一
Zimmermann J¨org
ツィンマーマン イェルク
書名ヨミ フランシス ベイコン タッケイ : ボウリョクテキナ ゲンジツ ニ タイスル アタラシイ ミカタ
書名別名 Francis Bacon Kreuzigung

暴力的な現実にたいする新しい見方
シリーズ名 作品とコンテクストseries
出版元 三元社
刊行年月 2006.2
ページ数 137p
大きさ 19cm
ISBN 4883031691
NCID BA76179946
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全国書誌番号
21092980
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言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本
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