〈スポーツする身体〉を考える

稲垣正浩 編著

「他者肯定」の思想に至りついたとき、理解は確信へと変わった。「身体とはなにか」を問うことは、同時に「共同体とはなにか」を問うことであり、「共同体」への問いは、社会や国家や世界を問うことと同義。"身体"の問題を考えると言うことは、人間存在の本質規定を避けては済まされない。"スポーツする身体"とはなにか。"武術する身体"とは、そして"舞踊する身体"とは。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 "スポーツする身体"を考える("スポーツする身体"の起源
  • 「坐禅する身体」と「霊操する身体」
  • 「エクスターズ」(extase=「脱自」「脱存」)する身体
  • 「スポーツ学」の提唱)
  • 第2章 序説 "スポーツする身体"論(「舞い踊る身体」とはなにか
  • 「エクスターズ」する身体とはなにか)
  • 第3章 "舞踊・武術・スポーツする身体"考(「エクスターズ」する"身体"とその「起源」について
  • パスカルの「慰戯」と「賭け」-「気晴らし」よりも「賭け」を求める身体 ほか)
  • 第4章 わたしの身体がわたしの身体ではなくなるとき(「禅」とはなにか
  • ブッダの「さとり」とはなにか ほか)
  • 補遺(身体・表現・関係性
  • 「触れる」を考える
  • 旋風を巻き起こすか「忍者走り」
  • 臨界点に達した<スポーツする身体>
  • 「からだ」はどのように捉えられてきたか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 〈スポーツする身体〉を考える
著作者等 稲垣 正浩
書名ヨミ スポーツスル シンタイ オ カンガエル
シリーズ名 スポーツ学選書 16
出版元 叢文社
刊行年月 2005.12
ページ数 249p
大きさ 20cm
ISBN 4794705352
NCID BA7510271X
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全国書誌番号
20957210
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言語 日本語
出版国 日本
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