開発の経済社会学 : 韓国の経済発展と社会変容

服部民夫 著

後発の社会はいかなる論理と過程を経て成長し、またその社会を変容させてゆくのか。本書はこの疑問に主として韓国と日本を取り上げながら論じる。いずれも後発の社会でありながら、その成長のスタートの時期、初期条件、社会のあり方にそって両社会は異なった構造をもつに至っており、本書はその形成の論理に迫ろうとするものである。力作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 伝統的朝鮮社会の社会構造(伝統的基礎構造-家族の構造
  • 血縁を基礎とする社会の人間関係ネットワーク
  • エリート社会の原型
  • 縁を基礎とする社会の人間関係ネットワーク)
  • 第2章 経済成長の論理(経済成長の社会学的考察
  • 経済成長をどう表すか
  • いかにして経済成長を促すか-ルイス・モデル
  • 韓国の経済成長
  • もう一つの工業化パターン-日本モデル)
  • 第3章 成長過程の社会変容(都市への人口移動
  • 家族の変化
  • 学歴の向上と「新」中間層の形成
  • 賃金構造と消費生活の変化
  • アジア「近代化」再考)
  • 第4章 「財閥」-経済成長の担い手(誰が成長と変化を担ったのか
  • 財閥かネットワークか-日本・韓国VS台湾)
  • 終章 開発と社会変化(個人レベルのポテンシャルの発揮
  • 組織レベルのポテンシャルの発揮
  • 社会におけるパフォーマンス
  • 残された問題)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 開発の経済社会学 : 韓国の経済発展と社会変容
著作者等 服部 民夫
書名ヨミ カイハツ ノ ケイザイ シャカイガク : カンコク ノ ケイザイ ハッテン ト シャカイ ヘンヨウ
出版元 文眞堂
刊行年月 2005.10
ページ数 246p
大きさ 22cm
ISBN 483094529X
NCID BA7405249X
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全国書誌番号
20909526
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言語 日本語
出版国 日本
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