東アジア・交錯するナショナリズム

石坂浩一, 塩沢英一, 和仁廉夫, 小倉利丸 著

中国・韓国での「反日」の声の高まり、日本での右派言説の主流化…。しかし、そこに噴き出しているのは、古い図式ではとらえきれない、グローバル化の時代の「新しいナショナリズム」現象なのだ。変容する東アジア社会で、多様化する民衆意識をふまえて論じる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 韓国の「民族主義」を考える(はじめに-二者択一の発想から脱するために
  • イスンマンの「反日」からパクチョンヒの「民族主義」へ ほか)
  • 2 中国ナショナリズムの諸相(はじめに-日中の相互作用
  • 日中「ナショナリズム」の土壌 ほか)
  • 3 ネット社会が与えた回帰後香港の新しい使命(暴徒化しなかった香港の反日デモ
  • 香港民衆運動史に見る抵抗の伝統化 ほか)
  • 4 「台湾人意識」の虚像と実像(はじめに-「台湾人意識」とは?
  • 李登輝訪日と宋楚瑜訪米 ほか)
  • 5 戦後ナショナリズムの終焉と新たなナショナリズムの台頭(はじめに-生成途上の新しいナショナリズム
  • ナショナリズムをどのように理解したらよいか ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 東アジア・交錯するナショナリズム
著作者等 和仁 廉夫
塩沢 英一
小倉 利丸
石坂 浩一
書名ヨミ ヒガシアジア コウサクスル ナショナリズム
出版元 社会評論社
刊行年月 2005.9
ページ数 236p
大きさ 19cm
ISBN 4784513175
NCID BA73705893
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全国書誌番号
20867648
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言語 日本語
出版国 日本
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