捕虜たちの日露戦争

吹浦忠正 著

世界を巻き込んだ日本、ロシア両帝国の激突。しかし、凄惨な戦闘の陰で両国は捕虜を厚遇した。その真実に秘められた両国政府の思惑とは。世界戦争のはしりといわれる日露戦争が終結して一〇〇年。新たに発掘された一級史料を基に、各種資料を渉猟し両国の旧俘虜収容所を訪ね、日露戦争の意義と影響を見つめ直す。これは、長く膠着した日本とロシアの関係史に新しい光を与え、進路を示唆する新たな日露戦争史である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 日露戦争と日本人捕虜(メドヴェージ村へ
  • 明治論壇の一大議論
  • 捕虜になった連隊長
  • 体験記で読む捕虜生活
  • シベリア抑留とは雲泥の差 ほか)
  • 第2部 日露戦争とロシア人捕虜(七万人強の捕虜が日本へ
  • 日本は捕虜を厚遇
  • 厚遇のかげに
  • サハリンで、ロシア軍捕虜の殺害事件)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 捕虜たちの日露戦争
著作者等 吹浦 忠正
書名ヨミ ホリョタチ ノ ニチロ センソウ
シリーズ名 NHKブックス 1040
出版元 日本放送出版協会
刊行年月 2005.9
ページ数 270p
大きさ 19cm
ISBN 4140910402
NCID BA73512561
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全国書誌番号
20883146
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言語 日本語
出版国 日本
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