暗証番号はなぜ4桁なのか? : セキュリティを本質から理解する

岡嶋裕史 著

相次ぐ盗難キャッシュカードによる現金引き出し事件。銀行か利用者か、その責任の所在をめぐっての議論がかまびすしい。一方、カードと暗証番号の組み合わせによる「識別」「認証」システムの脆弱性自体も問われ、ICカードやバイオメトリクス(生体認証)など、新セキュリティシステムへの期待が高まっている。しかし、新技術によってカード犯罪はなくせるのか?そもそも問題の本質はどこにあるのか?重要なのは、問題の本質を知り、生活の様々な局面で応用を利かせられる能力を身につけることだ。それが、多くのセキュリティ事故を未然に防ぐ力になるはずだ。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 暗証番号はなぜ4桁なのか?-見え隠れする管理者の傲慢
  • 第2章 パスワードにはなぜ有効期限があるのか?-破られることを前提とした防護システム
  • 第3章 コンピュータはなぜ計算を間違えるのか?-計算のしくみとそれに付け込む人間の知恵
  • 第4章 暗証番号はなぜ嫌われるのか?-利便性との二律背反
  • 第5章 国民背番号制は神か悪魔か救世主か-管理と安全の二律背反
  • 第6章 暗証番号にはなぜ法律がないのか?-ITに馴染まない護送船団方式
  • 第7章 インシデントはなぜ起こり続けるのか?-覚えておきたい3つの対策

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 暗証番号はなぜ4桁なのか? : セキュリティを本質から理解する
著作者等 岡嶋 裕史
書名ヨミ アンショウ バンゴウ ワ ナゼ 4ケタ ナノカ : セキュリティ オ ホンシツ カラ リカイスル
シリーズ名 光文社新書
出版元 光文社
刊行年月 2005.9
ページ数 210p
大きさ 18cm
ISBN 4334033237
NCID BA73415995
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全国書誌番号
20869815
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言語 日本語
出版国 日本
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