分裂共生論 : グローバル社会を越えて

杉村昌昭 著

新自由主義的グローバリゼーションに抗する、ガタリ、ネグリ、ブルデュー、スーザン・ジョージを結び、現代思想のポテンシャルを社会の最前線へ着地させるスリリングな試み。"分裂"と"共生"のラディカルな接続。資本への統合を強制し加速するグローバル化のなかで、「生」の風景を変えることはいかにして可能か?世界運動の新地平。ポストモダンからオルター・グローバリゼーションへ。21世紀の思想と運動の新たな結合。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 統合と分裂(精神・環境・社会-ガタリの「三つのエコロジー」とは何か)
  • 2 制度と主観性(横断性から主観性へ-ガタリの「制度論」に寄せて
  • 制度と欲望のカオスモーズ-ドゥルーズ/ガタリの起源の起源)
  • 3 ポストモダンとグローバリゼーション(分子、リゾーム、マルチチュード-ガタリとネグリの交差路(平井玄との対談)
  • 構成的権力と多数性-ガタリ/ネグリのポテンシャル(小倉利丸との対談)
  • "帝国"という陥穽-アメリカ・国民国家・第三世界(栗原幸夫・矢部史郎との鼎談))
  • 4 "帝国"と運動(リゾーム型の反グローバリゼーション運動
  • "帝国"への反攻-世界化する運動)
  • 5 分裂と共生("分裂共生"としてのオルター・グローバリゼーションに向けて)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 分裂共生論 : グローバル社会を越えて
著作者等 杉村 昌昭
書名ヨミ ブンレツ キョウセイ ロン : グローバル シャカイ オ コエテ
出版元 人文書院
刊行年月 2005.7
ページ数 240p
大きさ 19cm
ISBN 440904074X
NCID BA72822097
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全国書誌番号
20845770
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言語 日本語
出版国 日本
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