「これからの文学教育」のゆくえ

田中実, 須貝千里 編著

国語教育界の二人の重鎮、浜本純逸・大槻和夫に、田中実・須貝千里が挑んだ座談会を巻頭に、総勢二十一名の気鋭の文学教育研究者が提案する「『これからの文学教育』のゆくえ」とは?『"新しい作品論"へ、"新しい教材論"へ』(右文書院)シリーズ、『文学の力×教材の力』(教育出版)シリーズを集大成し、パラダイムチェンジした後の、文学の価値と力を引き出した文学教育の画期的必読の書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 文学教育はどこにあるのか(今日の「教育改革」と「読むこと」の新たな可能性
  • 小説の"読まれ方"に対する"読み方"の提起、"語り"の問題)
  • 2 十七人の応答(日本文学協会国語教育部会の今日
  • 「文学教育」という問題
  • 言語技術教育を見直しつつ、その先へ)
  • 3 文学教育をひらく(それを言ったらおしまいだ。-価値絶対主義と文学の力
  • 「これからの文学教育」はいかにして可能か-『白いぼうし』・『ごんぎつね』・『おにたのぼうし』の"読み方"の問題)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「これからの文学教育」のゆくえ
著作者等 田中 実
須貝 千里
書名ヨミ コレカラ ノ ブンガク キョウイク ノ ユクエ
出版元 右文書院
刊行年月 2005.7
ページ数 475, 4p
大きさ 21cm
ISBN 4842100532
NCID BA72722707
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20956660
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
<これまで>の「文学教育」/<これから>の「文学教育」 馬場重行
<新しい作品論><新しい教材論>との対話 村上呂里
「<語り>を読む」ことと、「自己を問う」こと 齋藤知也
「これからの文学教育」はいかにして可能か 田中 実
「どうしたって行けないけどそれでもぜったい行きたいどこか」に向かって 山元隆春
「思想科」の教材としての文学 難波博孝
「書く」こととして「読む」 上谷順三郎
それを言ったらおしまいだ。 須貝 千里
どのような文脈を包摂して文学教育を再構築するのか 塚田泰彦
今日の「教育改革」と「読むこと」の新たな可能性 浜本純逸, 須貝 千里, 田中 実
十七人の応答
子どもと文学をどう出会わせよう 三好修一郎
小説の<読まれ方>に対する<読み方>の提起、<語り>の問題 大槻和夫, 須貝 千里, 田中 実
教室で文学作品を愉しく、面白く読むために 中村龍一
文学を開くための読みの指導過程 阿部昇
文学教育からの呪縛と解放 蓼沼正美
文学教育という問題 戸田功
文学教育における言語論の問題 佐野正俊
文学教育はどこにあるのか
文学教育をひらく
演劇の授業における文学作品の開示 田端健人
芥川龍之介『薮の中』の出口 鎌田均
言語技術教育を見直しつつ、その先へ 丸山義昭
語り合う文学教育 藤原和好
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想