『こころ』大人になれなかった先生

石原千秋 著

大人になることは、かつては親を超えることでした。ところが、その機会を奪われたのが、ほかならぬ「先生」です。そこに不幸の始まりがありました。「先生」が果たせなかった"父親殺し"の問題を、詳細に追究します。さらに、「先生」「K」「私」をめぐって幾重にも仕掛けられた驚くべき謎を読み解きます。最高の漱石入門。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1回 なぜ見られることが怖いのか(長すぎた遺書
  • 眼差しへのこだわり
  • 眼差しが怖い ほか)
  • 第2回 いま青年はどこにいるのか(語る人間の物語
  • 冒頭と末尾の矛盾
  • 隠された感情 ほか)
  • 第3回 静は何を知っていたのか(「先生」と呼ぶ理由
  • エリートのための純粋培養システム
  • 高等教育の中の出会い ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 『こころ』大人になれなかった先生
著作者等 石原 千秋
書名ヨミ ココロ オトナ ニ ナレナカッタ センセイ
シリーズ名 こゝろ
理想の教室
出版元 みすず書房
刊行年月 2005.7
ページ数 155p
大きさ 19cm
ISBN 462208306X
NCID BA72715100
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20820175
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想