敗北と文学

後藤和彦 [著]

南北戦争に敗れたアメリカ南部、太平洋戦争に敗れた日本。敗北を生きるふたつの場所に生まれた「戦後文学」を追求する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 敗北から文学へ-滞留、そして超越
  • 近代という名の敗北-ヘンリー・W.グレイディ、夏目漱石、ドナルド・デイヴィッドソン、アレン・テイト、保田与重郎("敗北の文化"、その歴史観
  • 異形の「近代」と歴史オブセッションの原理
  • ヘンリー・W.グレイディ、「新南部」旗手のディレンマ
  • "近代"と出会うこと-日本近代と夏目漱石の苦渋から ほか)
  • 父・なき・世界-三島由紀夫、ウィリアム・アレクサンダー・パーシー、ウィリアム・フォークナー、中上健次(敗戦とふたりの父-三島由紀夫『金閣寺』
  • 切り裂かれた天-「則天去私」から
  • 語らぬ言葉-敗北の文学へ
  • 第三世代の戦後文学-父、その沈黙の意義 ほか)
  • 敗北の文学のために(コーダ)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 敗北と文学
著作者等 後藤 和彦
書名ヨミ ハイボク ト ブンガク : アメリカ ナンブ ト キンダイ ニホン
書名別名 アメリカ南部と近代日本
出版元 松柏社
刊行年月 2005.5
ページ数 359p
大きさ 20cm
ISBN 4775400800
NCID BA7199754X
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全国書誌番号
20791560
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言語 日本語
出版国 日本

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