白隠 : 禅画の世界

芳澤勝弘 著

禅画はむずかしいと言われる。なかでも、江戸中期に臨済禅を再興した白隠は、特異な画風で知られ、これまで誤って理解されることも多かった。しかし、禅画とは本来「言葉で表現できない禅的メッセージ」を伝えるものである。白隠の禅画も、彼の事跡や著作、その時代背景を丹念に検証することによって、そこにこめられた意図がストレートに浮かび上がってくる。多様な作品を読み解きながら、禅画の世界へいざなう。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 白隠という人
  • 第1章 富士山と白隠
  • 第2章 キャラクターとしてのお多福と布袋
  • 第3章 多様な画と賛
  • 第4章 さまざまな仕掛け
  • 第5章 南無地獄大菩薩-白隠の地獄観
  • 終章 上求菩提、下化衆生

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 白隠 : 禅画の世界
著作者等 慧鶴
芳澤 勝弘
芳沢 勝弘
書名ヨミ ハクイン : ゼンガ ノ セカイ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 2005.5
ページ数 269p
大きさ 18cm
ISBN 4121017994
NCID BA71942220
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20801993
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想