デューラー《メレンコリア1》 : 解釈の迷宮

ハルトムート・ベーメ 著 ; 加藤淳夫 訳

銅版画『メレンコリア』は近世ドイツ美術の傑作に数えられている。デューラーは、ここで多くの芸術的、宗教的、哲学的、自然科学的な伝統を用いて独特に凝縮された作品を造りあげ、精神活動および芸術的創造性の可能性と限界を探っている。この銅版画の美術、文学、学問への多岐にわたる広がりは、さまざまな矛盾した解釈や創造的連想、現実離れした誤謬や奇抜な誤解からなる、ほとんど見通しえない迷宮を生み出してきた。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 有翼のメランコリア
  • 眼と視線
  • 人相学的表現と葉冠と蝙蝠
  • プットー
  • 無秩序
  • 諸道具と菱面体
  • 時間と数
  • 幾何学のタイプとメランコリーのタイプ
  • 建築物と梯子
  • 彗星と虹、海と陸
  • 解釈の問題-方法論的前置き
  • 伝記上の背景
  • ネッテスハイムのアグリッパ
  • マルシオ・フィチーノと『メレンコリア1』の哲学的意味

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 デューラー《メレンコリア1》 : 解釈の迷宮
著作者等 Böhme, Hartmut
加藤 淳夫
B¨ohme Hartmut
ベーメ ハルトムート
書名ヨミ デューラー メレンコリア 1 : カイシャク ノ メイキュウ
書名別名 Albrecht Durer Melencolia 1 im Labyrinth der Deutung
シリーズ名 作品とコンテクストseries
出版元 三元社
刊行年月 2005.4
版表示 新装版.
ページ数 137p
大きさ 19cm
ISBN 4883031462
NCID BA71822998
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全国書誌番号
20909153
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本
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