古代日本文字の来た道 : 古代中国・朝鮮から列島へ : 歴博フォーラム

平川南 編

中国、「神」と「人」と「文字」の関係はどのように変化していったのか。人は何のために文字を書いたのか、その根源を考える。朝鮮半島、石碑・木簡・古代の発音…。次々明らかになる日韓の共通点。日本の初期文字史のミッシングリングを解く鍵は、朝鮮半島が握っていた。日本、初期の記号的な文字、政治と結びついた文字、仏教と結びついた文字…。日本へのさまざまな文字流入の文脈を捉えなおす。無文字社会、声と文字、神話と歴史-。「文字を必要としなかった社会」からの視点で、文字を使うことの意味を根源から問う。話題を呼んだ歴博フォーラムの記録を増補。用語には丁寧な注釈をほどこし、各学問の成果をわかりやすく示す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 基調講演(人は何のために文字を書いたか-中国での文字の発生
  • 古代朝鮮の文字文化-見えてきた文字の架け橋
  • 古代の「言葉」から探る文字の道-日朝の文法・発音・文字
  • 古代日本の文字文化-空白の六世紀を考える
  • 声と文字と歴史と-「文字を必要としなかった社会」からの視点)
  • 第2部 フォーラム(文字の誕生
  • 本格的な文字文化の始まり
  • 文字の浸透と宗教
  • 文字の力
  • 文字を学ぶ
  • 朝鮮半島と日本列島、文字資料を解く
  • 文字研究の広がりとこれから)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 古代日本文字の来た道 : 古代中国・朝鮮から列島へ : 歴博フォーラム
著作者等 国立歴史民俗博物館
平川 南
書名ヨミ コダイ ニホン モンジ ノ キタ ミチ : コダイ チュウゴク チョウセン カラ レットウ エ : レキハク フォーラム
出版元 大修館書店
刊行年月 2005.3
ページ数 199p
大きさ 22cm
ISBN 4469290890
NCID BA71713471
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20770754
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想